太地NAVI in Jimdo

風光明媚な太地町の非公式観光情報サイトです。
古来より捕鯨で栄え、現在では捕鯨文化を受け継ぎつつ鯨と生きる町、太地町の観光を応援しています。
他にも太地町を理解するための様々な情報を掲載していく予定です。

太地町の森浦湾方面から本浦方向を望む

太地町の催し物について

このページでは、太地町の催し物についてまとめています。

観光の参考にして下さい。

お弓神事

お弓神事は、大海原を清め航海安全や大漁を願う神事で、古くから行われています。

宮司が社に向かって1本の矢を放つと、集まった人達が境内になだれ込み、セミクジラに似せて地元の大工さんが作った「セミ」と呼ばれる木彫りの縁起物3体が取り付けられた的を壊し、セミや的の破片などを持ち帰ります。

今でも変わらない午後4時からという開始時間は、漁を終えて港に帰ってからでも間に合うようにとのはからいです。

お弓神事は、一月中旬に、森浦の蛭子神社と寄子路の飛鳥神社で行われます。

くじら浜公園駅伝大会

2011年から毎年2月のはじめの方に行われる駅伝大会。

コースはよくわかりませんが、こちらの記事から考えると、ツール・ド・熊野の一周よりも短いコースになりそうです(ツール・ド・熊野の太地半島ステージは一周10Kmで、駅伝大会は9.1Km)。

やはり平見の坂を登るようなので、かなり厳しいレースだと思われますが、大人だけではなく、小学生や中学生もチームを組んで参加するようです。

La Festa Primavera(ラフェスタ プリマヴェラ)

La Festa Primaveraは春の東海近畿地方の名所旧跡を駆け巡るクラシックスポーツカーの祭典。

愛知県名古屋市から四日間で京都を目指しますが、行程の二日目(志摩~白浜)に太地町のくじら浜公園に一旦立ち寄ります。

今ではなかなか見られないクラシックカーが実際に走る姿を見ることができるので、それを一目見に太地にやってくる人も多いです。

このイベントは四月に行われます。

ツール・ド・熊野

ツールド熊野は、UCI(国際自転車競技連合)2.2カテゴリーのアジアツアーとして、国内チーム、海外チームが参加する国際レースです。

この大会を通じて選手のレベルアップを図るとともに、自転車及び自転車競技の普及、国際交流と熊野地域の活性化への貢献を目的としています。
日程は、開会式のタイムトライアルを含めて四日間ですが、太地町内全体を使って行われる「太地半島ステージ」は最終日で、表彰式も町内で行われます。
太地半島ステージは、過酷なステージが多いツール・ド・熊野の中でも一番過酷だといわれ、アップダウンがあり、カーブも多く全体的に道幅が狭い部分がかなりを占めます。

 

見どころは、平見の坂を一気に登るところと、逆に平見から小学校の前をハイスピードで下ってくるところでしょう。
このコースは実際に歩いて回ってみると面白いので、お時間がある方はぜひ一度歩いてみてください。

くじらと出会える海水浴場

くじらと出会える海水浴場は、くじら浜海水浴場(畠尻湾)に小型の鯨(ハナゴンドウ)が夏休みの間だけ飼育される催しで、一日に数回生け簀から海水浴場を自由に泳ぐ鯨をふれあうことができます。

天候や鯨の体調などによって、生け簀から鯨が出てこない時や、延期、中止になることもありますが、毎年開催されると多くの人が、自然の中を泳ぐ鯨の姿を見に来ます。

盆供養花火大会・太地浦勇魚祭

毎年8/14には、太地港で盆供養花火大会と太地浦勇魚祭が行われます。

まず夕方頃に太地浦勇魚祭が行われます。

太地浦勇魚祭は、国際的な捕鯨禁止の動きの中で、古式捕鯨発祥の地として太地の歴史と文化の伝承や地域の振興に寄与することを目的として、行われているもので、太地浦で盛んに行われていた「網掛け突き捕り捕鯨法」をおよそ9mの鯨模型(FRP製)と勢子舟を使って再現しています。

 

その後、日が暮れてしばらくしてから盆踊りと花火大会があります。

太地の花火は向島の防波堤付近で打ち上がるので、見物人が集まる漁協の駐車場やふれあい広場と距離が近く、とても迫力があります。

また、町の大きさと比較して多くの屋台が出ますので、とても賑やかです。


※なお、この日は町中のお店は早く閉店します。特に飲食店は早く閉まる感じです。

柱松

柱松という言葉を、ご存知ではない方も多いのではないかと思います。

太地の柱松は、火のついた松明をおよそ15m上に設置している直径80cmのわらかごにめがけて投げ、わらかごに火をつける催しで、太地港のふれあい広場(東の浜)で行われます。

8/14は「迎え火」、8/15は「送り火」として、仏を迷うことなく迎え、送るという意味をもっています。

飛鳥神社秋期例大祭・はだか宵宮

10月の第二週の週末(2015年は10/10~10/12)に太地の氏神でもある飛鳥神社の例大祭が行われます。

初日(2015年は10/10)は宵宮といい、青年達が御神酒を入れた大樽・小樽の神輿を担ぎ、裸で町内を練り歩き、鯨の大漁を感謝し豊漁を願います。

翌日と翌々日は、町内を二つの獅子舞(東新と寄水)が回ります。

太地浦くじら祭

太地浦くじら祭は、太地港のふれあい広場(雨天の場合は、太地町小学校体育館での開催)で行われるイベントで、綾踊り(いわゆる鯨踊り)などの郷土芸能や子供たちのダンスなど、ステージ上では様々な催しがあり、出店も沢山出店します。

太地で捕れたゴンドウクジラの焼き肉や大阪徳家のハリハリうどんなど、無料で振る舞われる食べ物もあり、他にも様々な食物が販売されます。


終わり際に漁船による海上パレードが行われます。
希望者(ただし子供優先)は漁船に乗船して、船から太地湾や熊野灘を一望することができます。

本気の朝市(年数回)

およそ各季節に一度くらいの割合で、太地港のふれあい広場(東の浜)、もしくは博物館前の広場で行われるイベントで、太地で捕れた魚やそれを使った干物、鯨の加工品や野菜、地元の物産を扱った朝市が行われます。
途中でセリも行われますので、是非参加してみてください。

また、無料で振る舞われるイセエビの味噌汁やウケジャ(芋の入った茶粥のようなもの。太地では昔から食べられていた料理)などや、その他屋台もでますので、それを目当てにやってくる人も多いようです。